数年前に知人が亡くなり、その際に自分は人生を終える時に何を残せるだろうか考えました。その人は作品を残したのですが、私は未婚で子供も居ません。そして自分に何が出来るか、何がやりたいかを考えぬきました。

過去を振り返ると、私は今までIT業界で３０年以上働き、大型コンピュータからUNIX、PCへと開発環境の変化に対応して仕事をしてきました。日々新しい技術を覚えるのは大変です。しかし新しい技術を覚える事により新しいサービスやアプリケーションを作る事も出来ます。ＰＧからＳＥへ、そしてプロジェクトのリーダーも経験しました。それぞれの立場と考え方も全てでは無いですが、ある程度は理解出来ていると思います。

そして、自身のキャリアを積みたい人に勉強の機会と実践の場を与えて、
人（技術者）を育てて行きたいと考えアロフト・システムという会社の設立に至りました。
自身でも勉強をして、その勉強を活かしキャリアを積みたいという人達と一緒に仕事をして行きたいと私は考えています。

ＩＴ業界では人の成長（知識と経験の積み重ね）は、より大きな仕事をする事に直結します。システムを作れば勿論それは使う人達のためになります。しかし、それだけに留まらず
「自身の成長＝自分の出来る仕事の範囲が広がる」
この事がIT業界ひいては社会にデジタルの力でより貢献出来るという事に他なりません。

私達の力はそれぞれ微力だとは思いますが、力を合わせ、そしてそれぞれが成長していきながら、お客様そして未来の人達のために役に立つ存在であり続けたいと考えています。